カルシウム代謝異常の診断に役立つ。副甲状腺からはインタクトPTHが分泌され、肝臓や腎臓でC末端とN末端などに分解されます。ホルモンとしての働きを持つのはインタクトPTHとN末端のみです。ただしこの二つは体内では寿命が短く、数分で半減します。これに対してC末端はやや寿命が長く、量が多いので測定しやすいという利点があります。しかしPTHが速やかに変化する状況下でカルシウム代謝の変化を詳しくとらえるにはC末端は不向きです。PTHの量は血清の力ルシウム濃度によって変わります。
ボンテックは1992年から故・岩崎安男理学博士と井上千秋医学博士が中心となり、ホリスティックラボを立ち上げ、みなさんが健康的な生活をおくるためにはどうすればよいのかを研究を続けてまいりました。そこでまとめられた論文は岩崎・井上両博士の共著として、A4サイズでなんと10,000ページ以上にのぼります。
ボンテックはこの健康コラムにて、皆様の健康に役に立つ有益な情報を提供するために掲載することにしました。
なお今から20年以上前の情報であるため、医学の進歩により新たな発見がなされていたりするものもあります。また表現が難しかったりするものは皆様に解りやすく伝えるため、変更修正を加えました。
皆さんの健康生活に少しでも役立てれば、嬉しいと思っております。
代表取締役 井上幹盛
カルシウム代謝異常の診断に役立つ。副甲状腺からはインタクトPTHが分泌され、肝臓や腎臓でC末端とN末端などに分解されます。ホルモンとしての働きを持つのはインタクトPTHとN末端のみです。ただしこの二つは体内では寿命が短く、数分で半減します。これに対してC末端はやや寿命が長く、量が多いので測定しやすいという利点があります。しかしPTHが速やかに変化する状況下でカルシウム代謝の変化を詳しくとらえるにはC末端は不向きです。PTHの量は血清の力ルシウム濃度によって変わります。