早期発見すれば100%近く治るガンがある。
ガンは治らないものと、思っている人が多いようですが、しかし、それは大きな誤りで、早期発見、早期治療を行えば、100%近く治るガンも少なくありません。
例えば日本人に最も多い胃ガンも、増殖したガン細胞が胃の粘膜を突き抜けて胃壁の内部に達してから発見された場合の治療率(5年生存率)は30%前後に過ぎませんが、胃粘膜の一部がガン化する初期の段階で除去すれば、ほぼ100%治ります。しかもガンが初期から次の段階に進行するには2年以上かかると言われています。ということはつまり、年に最低1~2回の検査を受ければ、胃ガンは完全に防げるわけです。
女性にとって心配な子宮ガンや乳ガンについても同じことが言えます。子宮ガンは0期(子宮の入り口の粘膜だけがガン化する段階)なら、100%近く治ります。
40歳は俗に「ガン年齢」とも言われ、以後はガンの発生率が加速的に高まっていきます。職場・地方自治体で行っているガン検診を定期的に受診するよう心がけるべきです。