採血だけで肝硬変の経過を観察できる。正常値 成人0.5~0.9IU(酵素法)。
繊維状のタンパク質であるコラーゲンの生成が活発になると血液中で増加する酵素です。コラーゲンで作られた組織(結合組織)は固く、収縮する性質があります。そのため肝臓で慢性の炎症が続き、結合組織が増えると、本来の肝臓の細胞は周囲に囲まれて締め付けられ、血液の供給を受けられなくなって死滅します。その結果、肝臓は縮んで固くなり、機能が失われ「線維化」され肝硬変が起こります。肺では、肺線維症と呼ばれます。
ボンテックは1992年から故・岩崎安男理学博士と井上千秋医学博士が中心となり、ホリスティックラボを立ち上げ、みなさんが健康的な生活をおくるためにはどうすればよいのかを研究を続けてまいりました。そこでまとめられた論文は岩崎・井上両博士の共著として、A4サイズでなんと10,000ページ以上にのぼります。
ボンテックはこの健康コラムにて、皆様の健康に役に立つ有益な情報を提供するために掲載することにしました。
なお今から20年以上前の情報であるため、医学の進歩により新たな発見がなされていたりするものもあります。また表現が難しかったりするものは皆様に解りやすく伝えるため、変更修正を加えました。
皆さんの健康生活に少しでも役立てれば、嬉しいと思っております。
代表取締役 井上幹盛
採血だけで肝硬変の経過を観察できる。正常値 成人0.5~0.9IU(酵素法)。
繊維状のタンパク質であるコラーゲンの生成が活発になると血液中で増加する酵素です。コラーゲンで作られた組織(結合組織)は固く、収縮する性質があります。そのため肝臓で慢性の炎症が続き、結合組織が増えると、本来の肝臓の細胞は周囲に囲まれて締め付けられ、血液の供給を受けられなくなって死滅します。その結果、肝臓は縮んで固くなり、機能が失われ「線維化」され肝硬変が起こります。肺では、肺線維症と呼ばれます。