原発性(ほかの臓器からの転移性でない)肝ガンのスクリーニングに有効なマーカーです。AFPは哺乳動物の胎生期に体内に現れる胎児性タンパク質の一種で、胎児の血液や羊水中に高濃度で存在し、妊婦の血液中にも増加が見られますが、健康な成人の体内には痕跡程度しか存在しません。ところが、原発性肝ガンでは著しく上昇し、時には100mg/mlを超えることもあります。急性・慢性肝炎、肝硬変など、ガン以外の肝障害でも軽度に上昇します。
正常値 10ng/ml以下。
ボンテックは1992年から故・岩崎安男理学博士と井上千秋医学博士が中心となり、ホリスティックラボを立ち上げ、みなさんが健康的な生活をおくるためにはどうすればよいのかを研究を続けてまいりました。そこでまとめられた論文は岩崎・井上両博士の共著として、A4サイズでなんと10,000ページ以上にのぼります。
ボンテックはこの健康コラムにて、皆様の健康に役に立つ有益な情報を提供するために掲載することにしました。
なお今から20年以上前の情報であるため、医学の進歩により新たな発見がなされていたりするものもあります。また表現が難しかったりするものは皆様に解りやすく伝えるため、変更修正を加えました。
皆さんの健康生活に少しでも役立てれば、嬉しいと思っております。
代表取締役 井上幹盛
原発性(ほかの臓器からの転移性でない)肝ガンのスクリーニングに有効なマーカーです。AFPは哺乳動物の胎生期に体内に現れる胎児性タンパク質の一種で、胎児の血液や羊水中に高濃度で存在し、妊婦の血液中にも増加が見られますが、健康な成人の体内には痕跡程度しか存在しません。ところが、原発性肝ガンでは著しく上昇し、時には100mg/mlを超えることもあります。急性・慢性肝炎、肝硬変など、ガン以外の肝障害でも軽度に上昇します。
正常値 10ng/ml以下。