メニエール病など難聴の診断に不可欠です。
突発性難聴、メニエール病、慢性中耳炎、音響外傷などによる難聴の診断に不可欠の検査です。耳にレシーバーを当て、オージオメーターという装置から一定の周波数の純粋音を送り、聞き取れる音の強さの限界を調べます。正常な聴力で聞こえる音の強さを0dB(デシベル=音の強さの単位)とし、0dBの音が聞き取れなければ以後、5dB間隔で音を強くしていきます。そして聞き取れたのが40dBの音であれば「40dBの聴力損失」という表現をします。つまり数値が大きくなるほど、難聴の度合いが強いことを現しているわけです。聴力損失が60dB以上になると、高度の難聴と判断されます。