体全体がはれぼったくて、むくんだ感じがあり、だるさも感じるような時は、腎炎の疑いがあります。腎炎によって腎臓の働きが低下してくると、本来排泄されるはずの水分が体内にたまるため、体がむくんでくるのです。これとともに血圧も上昇しますから、血圧の測定は重要なチェック項目となります。
この時、だるさとともに、顔がむくみ、手がはれぼったくなる、尿の出が悪くなる。頭が重い、吐き気がする、といった様々な症状も出てきます。更に、ちょっとした階段の上り下りなどでも、体がだるいといったときは、貧血や心臓病が考えられます。一方、心筋症、心臓弁膜症などの心臓病では、血液を体内に循環させるポンプの働きが低下するため、だるさや息切れなどが症状として出てきます。また、このような症状は心筋梗塞の前触れの場合もありますから、注意が必要です。内科で一度診察を受けるとよいでしょう。