顔色が明るいピンク色の時は、健康で血行がよい状態と言ってよいでしょう。逆に、顔の皮膚のすぐ下を走る毛細血管が収縮して、流れる血液の量が少なくなると、顔色が青ざめ、他人が見ても何らかの異常を感じます。
恐怖を感じたり、驚いたり、寒かったりすると、こういう状態になります。大きなショック状態にある時は、これとともに冷や汗が流れてきたり、ひどい時は失神したりします。この場合は、頭を低くして暫く安静に寝かせて置けば治ります。しかし、失神したり長引く時は、急いで内科を受診して下さい。大量出血などによる急性心不全でも同じ症状です。顔や白目が黄色くなる場合に、顔を含む体全体が黄色くなるのが黄桓です。その初期には眼球結膜(いわゆる白目)が黄色くなるのが、この病気の特徴です。黄痕の原因としては、赤血球の細胞膜の異常、急性肝炎、胆石症、肝臓ガン、胆嚢ガン、膵臓ガン等がある。